Windows Updateを使ってBuild 10041に更新
今夏にも正式版登場とウワサされるWindows 10。3月19日にTechnical Preview版の最新ビルド「Build 10041」が公開された。さっそく導入し、違いを見てみよう。
Build 10041には新規インストール用ISOイメージが当初用意されておらず、今回は既存の「Build 9926」からWindows Updateを使った更新を行なった。3月25日にはBuild 10041のISOイメージの提供も始まったが、これからもISOイメージが用意されるとは限らない。そこで、このWindows Update経由での更新方法から説明していこう。
更新作業は「Fast(高速)」設定から
Build 9926への提供が始まったBuild 10041だが、標準ではWindows Updateに表示されない。これは、更新受け取りが「Slow(低速)」になっているため。大きな更新は当初「Fast(高速)」だけに提供され、「Slow(低速)」ではバグ等に対する一定のフィードバックが集まった時点まで提供しない方針なのだ。
もっとも、新しい機能を試すためにプレビュー版を使っている以上、「Slow(低速)」にしておくメリットはあまり感じない。下記画面の通り、「Fast(高速)」に変更してしまおう。
すると、Windows Updateに「fbl_impressive 10041 Professional。」と表示される。表示されるだけでなく、更新プログラムのダウンロードがすでに始まっていた。
通常の更新プログラムの適用と異なり、Windows UpdateからのBuild 10041導入は時間がかかる。Windows 10(Build 9926)をインストールした際くらいの時間は覚悟しておくべきだろう。
数回の再起動を経た後、Build 10041が利用可能に。Build 9926から何が変わっているのか。3つのポイントを見ていこう。
(次ページ、「スタートメニューのカスタマイズ機能は改善」に続く)