「テレビ会議」「ウェブセミナー」など映像を利用したコミュニケーションサービスを提供するブイキューブは、スイスのラピュータロボティクスに対し出資を行なったと1月26日に発表した。
ラピュータロボティクスは、かのアルベルト・アインシュタインを輩出したことでも有名なチューリッヒ工科大学の認定を受けたベンチャー。同大学でロボット技術を研究するRaffello D'Andrea研究室の主要メンバーが設立した企業で、クラウド技術を利用したマルチロボットシステムを開発している。
互いの技術を組み合わせ、ドローンからの映像を利用したサービスを展開する。今後はエネルギー発電所やイベント会場を無人で警備するセキュリティーの実現をはじめ、災害現場など人の立ち入りが容易でない場所の状況を把握できるサービスを共同開発する予定だとしている。
フジクリエイティブコーポレーション、SBIインベストメント、サイバーダインとの共同で、総額3億5100万円の第三者割当増資を引き受けた形となる。