2014年もあとわずか、欲しいと思って買えていない製品を書き出してみるのはどうだろう。編集部ではクラウドファンディングで開発資金を募集していた製品がよく挙がった。製品の予約購入サイトとも言うべきクラウドファンディング。今年登場した膨大なプロジェクトの中から、編集部が注目した製品をピックアップしてみたい。
iPhoneサイズのドローン、自律飛行で「はいチーズ」
iPhoneサイズの小さなドローン「ザノ」(Zano)。専用アプリでスマホから操作する。500万画素のカメラを備え、一定の高度でホバリングさせておき、スマホからタイマーを使ってシャッターを切れる「自撮りドローン」だ。資金募集時、入手には139ユーロ(約2万円)の出資が必要だった。(記事を読む)
写真:Kickstarter
iPhone時代、紙飛行機はカーボン製ドローンになる
紙飛行機型のドローン「カーボン・フライヤー」(Carbon Flyer)。高級車などに使われる頑丈なカーボンファイバーをボディーに採用。ビデオカメラを搭載し、解像度640x480ドットの空撮動画が撮影できる。資金募集時は、99ドル(約1万2000円)の出資から入手可能だった。(記事を読む)
写真:IndieGoGo
ソニー新会社が本気で開発したスマートロック
ドアのサムターン(つまみ)部分に貼りつけるだけのスマートロックデバイス「キュリオ・スマートロック」。部屋の外からスマホアプリで解錠できる。2014年12月時点で、サムターンを使ったスマートロックとしては世界最小。販売時の予価は1万5000円。(記事を読む)
モダンなアナログ腕時計と見せかけてスマートウォッチ
エタ(ETA)社のムーブメントを積んだ腕時計にスマートフォンとのペアリング機能をつけ、加速度センサーで歩数データを測ってスマホに送信したり、スマホへの着信を腕時計への振動で伝えられるようにしたスマートウォッチ「nevo」。希望小売価格は199.99ドル(約2万3900円)。(記事を読む)
写真:nevo
タイプライター風「Qwerty」キーボード
ヴィンテージな機械式タイプライター風キーボード「Qwerkywriter」。USB接続の85キー英字キーボード。機械式タイプライターのペーパーロールを模した部分はタブレットスタンドになっている。資金募集時、入手には289ドル(約3.4万円)の出資が必要だった。(記事を読む)
写真:Kickstarter
デザイン発想のフィラメント風LED電球
昔ながらの電球ガラス、フィラメント状のLED発光部を使ったLED電球「サイフォン」(Siphon)。開発元は名古屋にあるLED照明企業ビートソニック。形状別に「シャンデリア」「エジソン」「ボール」の3種類があり、予価はそれぞれ2500円、4500円、5500円。(記事を読む)
写真:Makuake
世界中で人気「美しすぎるコマ」新製品
ステンレス削り出しで作られた、継ぎ目のない滑らかなデザインが特徴的なコマ「Foreverspin」新製品が登場。既製品よりも回転時の安定感が増し、回転速度が上がっているという。サイズは直径約31mm。入手するための出資額は28カナダドル(約2954円)だった。(記事を読む)
写真:Foreverspin
充電5分の超急速モバイルバッテリー
iPhone 5を5分間で満充電にできるモバイルバッテリー「プロント」(Pronto)。従来より協力なリチウムポリマー電池を採用し、急速充電を実現。大容量モデルのPronto 12は12v出力を備え、ノートパソコンも充電できる。資金募集時は入手に119ドル(約1.4万円)の出資が必要だった。(記事を読む)
写真:Kickstarter
インターネットを「匿名化」するためのルーター
米国在住のハードウェアエンジニア、オーガスト・ゲルマール(August Germar)が開発している、モデムに接続するだけで匿名通信システムの「トーア」(Tor)を利用できるようになる無線LANルーター「アノナボックス」(anonabox)。想定価格は45ドル(約4770円)。(記事を読む)
写真:Kickstarter
ホバーボードが来たぞ! 空中に浮かぶスケボー登場
4個の電磁石の磁力によって地上から1インチ(約2.5cm)ほど浮かびあがり、空中に浮かぶスケートボード「ヘンド」(Hendo)。独自開発の「磁場アーキテクチャー」(Magnetic Field Architecture)技術を使う。資金募集時、入手には1台あたり1万ドル(約107万円)出資する必要があった。(記事を読む)
写真:Kickstarter