(株)スクロールが28日に発表した2015年3月期第2四半期決算(14年4月~9月)によると、売上高は前年同期比7.3%減の306億8500万円、7億7900万円の営業損失、6億4600万円の経常損失を計上した。
消費増税による消費マインドの低下、競争激化などの厳しい環境のなか、中期経営計画で「シニア事業」「健粧品事業」「ソリューション事業」などの5分野を成長分野として販売促進に注力したが、業績回復には至らなかった。特にアパレル通販、通販インナー事業の落ち込みが大きかった。通販アパレルの売上高は、同4.5%減の125億1100万円、利益は同95.4%減の3200万円だった。