kintone上の案件/顧客情報とGaroonのスケジュールを連携、利便性を向上
サイボウズ、「kintone」と「Garoon」の連携機能を提供開始
2014年09月17日 09時00分更新
サイボウズは9月14日、業務アプリクラウド「kintone」とクラウド型グループウェア「Garoon on cybozu.com」の連携機能を提供開始した。kintone内に記録されたレコードと、Garoon上のスケジューラーを連携させ、どちらの画面からでも必要な情報を確認できるようになる。
この連携機能により、たとえばkintoneを営業支援システムとして利用している場合は、Garoonのスケジュールに登録した顧客訪問予定にkintone側の案件/顧客情報を表示させたり、kintone側の案件管理アプリからGaroonスケジューラーの訪問履歴を確認する、といったことが可能になる。そのほか、問い合わせ管理やToDo管理といった用途のシステムでも、スケジュールとの連携により利便性が向上する。
今回の連携機能は、6月にkintoneに追加されたプラグイン機能により実現したもので、「Garoon スケジュール連携プラグイン」としてリリースされている。同時に、サイボウズスタートアップスが提供する帳票出力サービス「プリントクリエイター」との連携プラグインも公開されている。
なおサイボウズでは、2015年1月のkintoneアップデートにおいて、任意のプラグインを読み込み可能にする機能をリリースする予定だ。同時にプラグイン開発のためのドキュメントを一般公開し、サイボウズ以外からのプラグイン開発/提供を可能にする計画。