IBMおよびパートナーのクラウド製品/サービスをオンラインで探索、試用、購入可能
“SaaS+PaaS+IaaS”のマーケットプレイス、日本IBMが開設
2014年09月11日 06時00分更新
日本IBMは9月10日、「IBMクラウド・マーケットプレイス」の国内提供を開始した。IBMやパートナーが提供する多様なSaaS/PaaS/IaaS関連製品/サービスの探索、試用、購入、問い合わせがオンラインで行える。IT担当者だけでなく業務部門(LOB)のユーザー利用も見込む。
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IBMが開設した「IBMクラウド・マーケットプレイス」。SaaS/PaaS/IaaSの製品/サービスの探索や購入がワンストップでできる
IBMでは、今年4月から米国を中心に同サイトを提供してきた。今回は日本の顧客向けに、日本語でのナビゲーションやカード利用(円建て決済)などに対応して提供される。日本のオープン時点では127の製品/サービスをラインアップしている。
提供製品/サービスは、たとえば「IBM Mobile Web Push」「IBM Smarter Cloud Engage」といったSaaSアプリケーション、「IBM Bluemix」PaaSのサービスである「MongoDB」「Ruby on Rails」「Analytics for Hadoop」など、また「IBM SoftLayer」IaaSのベアメタルサーバーや仮想サーバー、ストレージなどである。また「IBM PureApplication」のパターン(試用版)もラインアップされている。
ITマネージャーだけでなく、業務部門のビジネスリーダーや開発者も対象ユーザーとしており、サイトナビゲーションはそうしたユーザーにもわかりやすいよう構成されている。また「ゲーム業界」「DevOps」「アナリティクス」といった、特定の業界や用途に向けたソリューションを取り上げたページも用意している。
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たとえばSaaSの一覧では、「部署・役割」から対象の業務アプリケーションを検索できる
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特定業界/用途向けソリューションをIaaS/PaaSで構成するための特集ページも
なお、ユーザー自身が検索や情報収集、購入まで行うセルフサービスだけでなく、電話やメールフォーム、チャットを通じてIBMスタッフとやり取りし、支援を受けられる「コンシェルジュサービス」も提供される。
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