日本版グーグルブログは3日、米グーグルのエリック・シュミット会長のブログ投稿を和訳して掲載。企業向けサービス「Google Enterprise(グーグル・エンタープライズ)」を「Google for Work(グーグル・フォー・ワーク)」へ名称変更するという。
エリック・シュミット会長のブログ投稿によると、同社は10年前、一般ユーザーに提供している製品をビジネスの現場でも利用できるように機能を追加し、企業向けに提供を開始した。当初はGoogle検索から始まり、Gmailに続き、Maps APIやGoogle Cloud Platformといった高い信頼性とスケーラビリティを持つGoogleインフラを活用した開発者向けサービスを加えた。今ではAndroidやChromebookなどのハードウェアまでが含まれる。
この10年でビジネスの環境は大きく変化し、かつては目新しかったクラウドが今では当たり前のように利用可能。オフィスや都市、国、大陸をまたいでいつでも共同作業ができるように進化した。コンピューター、タブレット、スマホを駆使した働き方も日常的な仕事の仕方に変化してきている。
同社は従来型の「エンタープライズサービス」からさらに、すべての人がそれぞれに目指す未来を叶えることを技術で応援し、まったく新しい働き方を提案したいと考えている。Google EnterpriseからGoogle for Workへの名称変更にはこうした背景がある。