LINEでは、増加する不正ログインへの対策として、「他社サービスと同じパスワードを設定している場合にLINEのパスワードを変更」するように呼びかけたほか、PC版LINEのログインに際して「認証番号入力」を導入した。
さらなる強化策として18日、PC版LINE及びLINEウェブストアへのログイン時に、モバイル(スマホまたはフィーチャーホン)へトークで通知が届く機能を追加した。PC版LINE及びLINEウェブストアへのログインや、ログインの失敗が確認されると、LINEに「LINE」という名前のアカウントからトーク(メッセージ)を通知する。
通知の例は、「PCでLINEにログインしました」や「PCでLINEにログインできませんでした」といった内容だ。仮にユーザー本人がログインしていない場合、前者では第3者が不正なログインをしているということ。後者は第3者が不正なログインを試みているということが想定される。
これらのケースに見舞われた場合には、まずはパスワードを変更すること。そして、第3者のログインを強制的にログアウトさせることで、再発や被害の拡大を防ぐ。
また、類似するLINE公式アカウントに対する注意も呼びかけ、公式アカウントかどうかを判別する方法として、アカウントのプロフィール画面で「おすすめ」や「ホーム」のメニュー表示を確認。メニュー表示がない場合は偽アカウントであるため、ブロックまたは削除を勧める。