クリエイティブメディアが新Bluetoothスピーカー「Sound Blaster Roar」を発表しました。「ブックレットサイズで5ドライバー搭載」「響き渡るパワフルなオーディオファイルサウンドを実現する様々な先進的オーディオテクノロジーを搭載」をうたっています。直販限定で、価格は1万7064円です。
そのアナウンス通り、「TeraBass機能」や「Roar Audioモード」など、独自機能が満載。今回は多彩な機能とサウンドをポップス/ロック/ヘヴィメタル/クラブミュージックなどさまざまな音源を聴きながら試してみました。
小さいスペースに低音から高音までカバーするドライバーが5基
まずは外観から見ていきましょう。サイズは約幅202×奥行き115×高さ57mmのコンパクトサイズで、重さは約1.1kg。大きさも重さもだいたい500mlのペットボトルを2本並べた程度でしょうか。インターフェースが並んでいる部分がゴムでコーディングされていて滑りにくく、片手でも持ちやすいようになっています。
ロゴが付いている前面に高音域のドライバーが2基、天面に中低音域をカバーするドライバーが1基、両サイドにはパッシブラジエーターが2発という配置になっています。
天面の端にはBluetoothペアリングボタンと通話ボタン、ボリューム、ROARボタン、電源ボタンが並びます。またバッテリー残量を表すインジケーターが天面左端にあり、3段階の光でバッテリー残量を表示します。
モデル名にもなっているROARボタンは音量そのものは変えずに音の解像度を増してくれる機能で、オンにすると再生される音のレンジが少し上に持ち上がり、全体的な音の輪郭がはっきりと聴こえる感じがします。
背面には15Vの電源アダプター端子、外部オーディオからのAUX IN端子、USBケーブルでの電源出力(1.0A)およびmicroUSBコネクター、microSDカードスロットがあります。
またアラーム機能のオンオフスイッチや、ALARM/TeraBassモードボタンも配置。スイッチをオンにしてボタンを押すと、半径5mにいる人間は必ず振り向くのではないかと思うくらいけたたましい警告音が鳴ります。スイッチオフ時にボタンを押すとTeraBassモードになります。
そのほかLinkSecurity、microSDの音源の再生、巻き戻し、早送りボタンとシャッフルスイッチ、内蔵マイクのオンオフ、マイクでの録音/再生ボタンといったスイッチ類も並んでいます。microSDから再生可能なフォーマットはMP3、WMA、WAVです。内蔵マイクを使用してBluetoothで接続された携帯電話での通話応答も可能。
(次ページでは、「小さい音量でも低音を効かせるTera Bass機能」)