ソニーから、ポータブル型Bluetoothスピーカー「SRS-X1」と「SRS-X2」が発表された。発売はどちらも6月21日の予定だ。
SRS-X1(予想実売価格9000円前後)は丸形スピーカー「SRS-BTV5」の後継モデル。360度に音が広がる「サークルサウンドステージ」により、包み込まれるような音楽再生が可能だ。
最大出力が従来の1.2Wから5Wに大幅アップしたほか、パッシブラジエーターの内蔵で低音を強化している。また、IPX5/7相当の防水性能があり、浴室などでの使用も可能となった。
従来機は1個での駆動を前提としていたが、新機種は2つのX1をL/Rとして組み合わせ、ステレオ再生が可能。この際、再生機器とのBluetooth接続は片方のスピーカーのみと行なわれ、もう片方はブリッジで接続される仕組み。つまり、マルチペアリングなど特別な接続方法を用いるのではなく、通常のBlueotoohスピーカーのように使用できる。
本体はNFCに対応しており、スマートフォンなどと簡単にペアリングが行なえる。また、バッテリーを内蔵しており、最大約12時間の再生が可能だ。
SRS-X2(予想実売価格1万円前後)は幅171×奥行56.5×高さ60.5mmのコンパクトなボディーに最大20Wというパワフルなスピーカーを埋め込んでいるのが最大の特徴。バッテリーも内蔵しており、最大約5時間の再生が可能だ。
音場を広げるサウンドモードを搭載するほか、ソニーおすすめの音質設定を自動で行なう「ClearAudio+」も利用可能だ。このほか、NFCに対応し、スマホなどとのタッチペアリングに対応する。