未知の世界に潜入!!
豪華客船のクルーズとは!?
豪華客船でクルーズ旅行……と聞くと、海外のセレブのお話で一般庶民には手の届かない夢の話と思いがちだが、実は日本にも海外のクルーズ会社が本格参入しており、クルーズ人口は2012年には20万人を突破するなど年々増えてきている。
そんななか、アメリカに本拠を持つクルーズ会社大手であるプリンセス・クルーズは、横浜港をベースにダイヤモンド・プリンセス号を4月17日に就航。これに先がけ、記念式典が4月15日に横浜港大桟橋で開催された。
当日は記念式典のほか、旅行業界関係者やメディアに向けた体験クルーズも開催。旅は得意だが、本業はIT系ライターの自分にも、なんと体験クルーズのお誘いが。もちろんちゃっかりと乗船してきたので、そのレポートをお届けしよう。
今回就航したダイヤモンド・プリンセスは、2004年に長崎で建造された船で、今回総工費3000万ドルをかけて大規模な改装がなされた。総トン数は11万6000トンで、全長290m、全幅37.5m。乗員定数は2670人とまさに動くホテルといった様相だ。
本格的なショーで記念式典の幕開け
チェックインののち、船内の劇場にて記念式典が執り行なわれた。劇場も船内とは言え、本格的な造りで下手なシネコンよりも大きいくらいだ。ここではまず、クルーズ中にも披露される本格的なショーでおもてなし。さらに、ゲストとして映画監督の周防正行氏と草刈民代さん夫妻も登場した。
また、プリンセス・クルーズ社長のジャン・スワーツ氏も登壇し、「日本市場にあわせたクルーズを提供して、さらなる成長をしたい」とコメントしていた。