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プロジェクションマッピング風の使い方を商品陳列棚やレストランでも

パナソニック、プロジェクターと照明を一体化させた新たな空間演出を展開

2014年02月28日 16時42分更新

文● 行正和義

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店舗のデザインに合わせた「NTN91000B(本体色:黒)」/「NTN91000W(白)」の2製品が用意される

 パナソニック・エコソリューションズは、演出照明市場向けに照明機能と映像投影機能を組み合わせた「Space Player(スペース プレーヤー)」を7月1日に発売する。

 Space Playerは映像を用いて照明を行うという新コンセプト「プロジェクションライティング」を実現する製品。明るさ1000ルーメンのレーザーダイオードを光源とし、投影解像度はWXGA相当。SDカードに収められた静止画・動画をスタンドアロンで再生できるほか、HDMI端子からの入力、WiFi接続したスマホやタブレットの映像も表示できる。

レストランで使えばテーブルに驚きの演出効果が(動画なので皿の位置さえ合わせておけば今話題のプロジェクションマッピング風にいろいろと動くような使い方も)

 商店のディスプレイであれば、対象物を明るく照らしながらその周辺に映像や商品説明を投影したり、イルミネーションのような動きのある照明光で展示商品の注目度をより高めるといった演出が可能となる。 飲食店ならばテーブルに置かれた料理の周りに説明を表示、飲み物のグラスがきらめくといった演出、美術館などでは絵画や彫刻の説明といったことが可能という。

 リモコンによって電動フォーカス/電動ズーム(2.2倍)操作のほか、投影モードから通常照明モードに切り替えることもできる。配線ダクト取付方式の採用し、照射方向を変えられる可動構造を持つ。価格はオープンプライス。

 同社では、Space Player本体の販売だけではなく、ほかの照明機器と組み合わせた空間全体の照明演出を提案。投影コンテンツの提案や販売など、ハードだけでなくソフト(空間設計提案)販売も加えて事業を展開して「プロジェクションライティング」の市場を創出するとしている。

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