富士フイルムは1月6日、CES2014にて全天候型デジカメ「FinePix S1」を発表した。日本国内では「FinePix HS50EXR」の後継機種と言えるモデルで、光学50倍ズームのほか、防塵防水機能が特長。
撮像素子に1/2.3インチの1640万画素CMOSセンサーを採用し、5軸光学式手ぶれ補正付き光学50倍(24~1200mm相当)レンズを搭載。新開発のノイズリダクションはISO12800まで増感でき、マルチプロセッサによる並列処理により起動時間0.68秒、最大連写速度0.65秒と高速なのが特長。 大柄なボディには92万画素EVFとバリアングル液晶を装備し、WiFiも内蔵する。
撮影機能としてはオート/マニュアル露出のほかアーティスティックフィルタ、インターバル撮影、フルHD動画撮影、シャッターボタンを押しながらカメラを回すことでパノラマ撮影も可能。WiFiを活かしてスマホ側から撮影コントロールも行える。
防塵・防水機能については詳細は不明ながら、雨の中や砂塵の多い環境でも安心して利用できるという。
このほかレンズ一体型プレミアムコンパクトデジカメ「FUJIFILM X100S」のブラックボディモデル、光学50倍のロングズーム入門機「FinePix S9400W」(WiFi搭載)「同 S9200」、光学36倍ズームレンズ搭載のコンパクト機「FinePix S8600」、WiFi機能を新たに搭載した水中撮影も可能な防水コンパクト「FinePix XP70」などが同時に発表された。
いずれも日本での発表時期、価格などは不明。