パナソニックは9月2日、ヘッドアップディスプレー(HUD)ユニット「フロントインフォディスプレイ CY-DF100D」と、同製品に対応したSDナビゲーションシステム「CN-R300D」、「CN-R300WD」を発表した。
フロントインフォディスプレイ「CY-DF100D」
CY-DF100Dは、カーナビゲーションシステムと連動するディスプレーユニット。ダッシュボード上に設置することで、わずかな視線移動でナビゲーション内容を確認できる。カーナビゲーションと連動した「右左折案内」や「インターチェンジの分岐情報」などを案内する。
照度センサーにより画面の明るさを自動調整する機能を搭載。そのほか、ナビゲーションシステム本体で音楽再生やラジオのチューニング操作を行っている際も継続してルート案内を表示することが可能だ。プロジェクションユニット、コンバイナユニット、マルチエクスパンドユニットがセットとなっている。本体寸法は、順に約幅114×奥行93.5×高さ50mm、約幅160×奥行49×高さ94mm、約幅160×奥行108×高さ30mm。ディスプレーの解像度は240×480ドット。価格はオープンで、実売想定価格は6万円前後。10月下旬の発売を予定している。
SDカーナビステーション Rシリーズ「CN-R300D」「CN-R300WD」
CY-DF100Dに対応したSDナビゲーションシステムは、「SDナビゲーションシステム Rシリーズ」2製品をラインアップする。180mmコンソール用の「CN-R300D」、200mmワイドコンソール用の「CN-R300WD」は、いずれも「準天頂衛星みちびき」に対応し、山間やビル街でも電波受信がしやすいという。価格はオープンで、実売想定価格は各10万円前後。9月20日の発売予定だ。