USBデバイスも、ファイル管理も、いままでどおりに使えちゃう!
タブレットの姿をしたPC「Surface Pro」の使い道(前編)
2013年07月22日 11時00分更新
やっぱり、Windowsが使いたいんです!
通勤・通学の電車内や、ふらりと立ち寄ったお店の中で、タブレットを使う人たち。そんな景色は、ごく自然で、見慣れたものになりつつある。
かつては、どうしても人目を引いてしまったタブレット端末。「やけに大きくて重たそうな板を持ってる人がいるけど、筋トレでもしてるのかなあ、ご苦労さまです……」と揶揄する向きもあったかもしれないが、今では若い女性も普通に使っているのを見かけ、すっかり市民権を獲得したのだ。
タブレットと言えば、すぐに思い浮かべるのは、やはりiPadである。2010年にリリースされ、旋風を巻き起こし、市場を切り開いた。その後、Androidタブレットが国内外のメーカーから続々とリリースされるようになり、今ではWindowsを搭載するモデルまでもが登場し、さまざまなOSと製品が選べるようになったのは周知の通りだ。
「Windowsが動く」というのは、古くからのPCユーザーにはインパクトが大きい。はじめてiPadが発表されたとき、ワクワク感と同時に「でも、こんなふうに使えるWindowsマシンがあればなぁ」と残念がったのは、僕だけではないはず。
そう、僕たちはiPadでもAndroidダブレットでもなく、「Windowsが動くタッチパネルデバイス」を使ってみたいのである。Windowsだったらこれまでやってきたことが何でもデキますしね、Microsoft Officeだって動くしさっ!
そんな顧客のニーズ&ウォンツを感じ取り、日本マイクロソフトが打ち出してきたのは、Windows RT搭載のタブレット「Surface RT」の価格改定。これは6月14日~7月14日までの予定で行なっていた1万円の値下げキャンペーンなのだが、終了後も価格を据え置き、新価格としたもの。
円安の影響で勇敢な値上げを断行した某社に対して、日本マイクロソフトのSurface RTは32GBなら3万9800円、64GBでも4万7800円で買えるのだ。なんという大英断! これまでずっとiPadを使ってきた筆者にも、待望のWindows搭載タブレットに乗り換えるチャンス到来である。さようならiPad、ようこそSurface。