ネットワークを介してスマートフォンから家電を操作できる、クラウド型のPluto製学習リモコン「Pluto ステーション」の店頭販売が始まった。取り扱っているのはパソコンハウス東映とテクノハウス東映の両店で、価格は1万2800円。
家の外から家電を操作できる、クラウド利用の学習リモコンが店頭にやってきた。ルーターに接続することで、室内の家電をネットワーク経由でスマートフォンからON/OFFできるというアイテム。帰宅前に外からエアコンを動かして室温を整えたり、照明の消し忘れ防止、さらに旅行中や帰宅が遅くなる場合に照明をつけておくなど防犯用途にも活用できる。対応家電の幅も広く、数あるリモコンをスマートフォンに一本化することも可能だ。
嬉しいのは、使用方法が従来の学習リモコンに比べ格段に優しいこと。通常この手の製品はユニットとリモコンを突き合わせて学習させるのが定番のところ、このPluto ステーションは現行の家電に使用される赤外線情報のほとんどがクラウド上に登録されている。そのため、実際に使用する場合は簡単な初期登録の後、家電の種類とメーカーを選択するだけで済むというわけだ。もちろん通常の学習機能もしっかりサポートしている。
対応機種はiOS5.1以上(iOS6.0以上推奨)のiPhoneと、Android 4.0以上のAndroid端末。操作はブラウザ経由で、iPhone向けには近日中に専用アプリの提供が始まるという。