パナソニックから、大画面テレビ「スマートビエラ」3シリーズが発表された。
今回投入されるのは、プラズマテレビの「VT60」「GT60」と液晶テレビの「FT60」。ラインナップと予想実売価格は以下の通り。
新製品のラインナップ | |||
---|---|---|---|
機種名 | 画面サイズ | 予想実売価格 | 発売時期 |
TH-P65VT60 | 65V型 | 60万円前後 | 4月下旬 |
TH-P55VT60 | 55V型 | 42万円前後 | 4月下旬 |
TH-P55GT60 | 55V型 | 32万円前後 | 4月下旬 |
TH-P50GT60 | 50V型 | 27万円前後 | 4月下旬 |
TH-L60FT60 | 60V型 | 40万円前後 | 4月下旬 |
TH-L55FT60 | 55V型 | 32万円前後 | 4月下旬 |
TH-L47FT60 | 47V型 | 27万円前後 | 4月下旬 |
TH-L42FT60 | 42V型 | 20万円前後 | 4月下旬 |
VT60は前面1枚ガラスの「フル・ブラックパネルIVプラス」を、GT60はフィルターを貼り付けた「フル・ブラックパネルIV」を採用。どちらも新素材の赤色蛍光体を採用し、色再現力を向上。さらにサブフィードの駆動数を増やすことで階調表現もアップしている。
加えてVT60は、約3万パターンにおよぶ高画質化映像データベースを駆使する「ファインリマスターエンジン」による超解像処理やSD画質の映像を見やすく補正する「ランダムノイズリダクション」といった機能を搭載する。
FT60シリーズは従来比で18%視野角が広くなった新IPS液晶を採用。さらにVT60と同様にファインリマスターエンジンやランダムノイズリダクションといった画質補正機能を搭載する。
新機種は2月に発表された「DT60」と「E60」シリーズに引き続いてメニュー画面に「マイホーム」を採用。家族一人ひとりにホーム画面を用意する機能で、テレビが全画面表示される「テレビフルスクリーン」、画面分割で裏番組などを同時表示する「テレビのホーム」、天気予報やメモなどを設定できる「くらしのホーム」、ネットのよく見るサイトを一覧表示する「ネットのホーム」の4種類から選択できる。壁紙の変更など画面のカスタマイズなども可能だ。
さらにVT60は本体にカメラを搭載しており、顔認識でテレビの前のユーザーのマイホーム画面を自動的に表示する機能を搭載。液晶モデル(FT60)は外付けでカメラを接続することが可能で、同じように顔認識によるマイホーム自動選択機能を利用できる。
VT60とFT60は付属のリモコンにはマイクが内蔵されており、音声で番組検索や録画予約などの操作が行なえる。
GT60シリーズには専用のタッチペンが付属し、画面内のアイコンを選択したり、画面上に文字や絵などを書き込める機能を搭載。同時に2本まで使用できるので、2人で同時に画面に書き込んだりもできる。VT60もこの機能に対応するが、タッチペンは別売りとなる。
このほか、スマートフォン(タブレット)用の専用アプリを導入することで、ビエラのアプリの選択やソフトキーボード入力、ジェスチャーによる音量調整などがスマホなどから行なえる。また、スマホのコンテンツをワイヤレスでテレビに表示することも可能だ。
外付けのUSB HDDへの録画に対応しており、遠隔録画予約ができる「ディモーラ」や、録画した番組の見たいシーンからの再生ができる「ミモーラ」といった同社のサービスにも対応する。