マウスコンピューターのお手頃価格なノートPC
とにかく赤が美しい11.6型! マウス「LuvBook S」
ASCII.jp編集部で打ち合わせをしていたら、突然、編集者Kから「マウスコンピューターのノートPCをレビューしてほしいんですよ」と話が来た。「お仕事増えたイエー!」と喜んでいるところで披露されたのが、この「LuvBook S 」だ。
一目見て、「なにこれ! スゲー綺麗! レッドのヘアラインアルミ加工天板がすごい美しさで高級感たっぷりじゃん! しかもこれCore i7とSSD積んで79800円なの!? さらにカラーバリエーションまであるってマジかよ!」とすごく驚いた。これまでのマウスの利点であったコストパフォーマンスの高さはそのままに、ルックスにまでこだわったモデルに仕上がっているのだ。
では、改めてこの11.6型モバイルノート「LuvBook S」をレビューしていこう。
レビュー機種の主なスペック | |
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製品名 | LuvBook S |
型番 | LB-S223X-SSD |
CPU | Intel Core i7-3632QM(2.20GHz) |
メインメモリ | 8GB |
ディスプレイ(最大解像度) | 11.6型ワイド(1366×768) |
グラフィックス機能 | Intel HDグラフィックス4000 |
ストレージ | 250GB SSD |
光学式ドライブ | なし |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth4.0+LE |
インターフェース | マルチカードリーダー、USB3.0×1、USB2.0×2、ステレオジャック、100万画素ウェブカメラ、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン |
本体サイズ/重量 | 約幅288×奥行き195×高さ36mm/約1.48kg |
バッテリー駆動時間 | 約6.4時間 |
OS | Windows8 64bit(Windows Pro 64bitへのアップグレード可能) |
レッドに加えてブルーとホワイトも
まずはLuvBook Sの基本的なスペックから。
今回紹介するのは上位から2番目となる「LB-S223X-SSD」。CPUはCore i7-3632QM(2.20GHz)。4コアでターボブースト時は3.20GHzでの駆動が可能になっている。メモリは8GBで、SSDは250GB。チップセットはIntel HM77 Expressとなっており、グラフィックスはそこに内蔵されているIntel HD グラフィックス4000だ。ディスプレイは11.6型で1666×768ドットとなる。
そして天板やパームレスト部分は、ヘアライン加工されたアルミを採用しており、非常に高級感がある。さらにカラーバリエーションが4種類あり、今回紹介するレッドに加え、シルバー、ブルー、ホワイトがある。ただし、ホワイトはヘアライン加工はされていないタイプで、シルバーカラーは販売が終了してしまっているので注意だ。これで7万9800円という低価格なのだから驚きである。
サイズは約幅288×奥行き195×高さ36mmで、重量は約1.48kg。11.6型のモバイルモデルでは一般的なレベルだ。どんな鞄にも収まってくれる大きさと重量なので、どこにでも気軽に持っていける。
また、LuvBook SにはCPUやストレージの違いなどで7モデルラインナップしている。最下位モデルでは、CPUにCeleron 1000Mを採用し、メモリが4GB、ストレージがHDDの320GBになっており、3万9900円というさらに格安でモバイルマシンが手に入る。
そのほかにも、CPUではCore i3-3120M(2.50GHz)、Core i5-3230M(2.2GHz)モデルを、ストレージでは、500GBのHDDや500GBのSSDを搭載した機種が全部で7モデルラインナップしているので、高速さよりもデータ量を重視したいからHDDがほしいといった要望や、自分の使い方に合わせたCPUを選んでを抑えるといった要望にも応えることができるようになっている。
さらに、マウスコンピューターらしく購入時にCPUやストレージ以外にも、OSやメモリ容量の変更、Microsoft Officeの有無など柔軟にカスタマイズできるのも特徴だ。
(次ページ、「取り出してさっと使えるSSDはモバイルに最適」に続く)