タイ国際航空の総2階建て旅客機「エアバスA380」で訪れた微笑みの国タイ。せっかくのタイなので、タイの萌え事情を紹介をするべく、バンコクの中心街サイアムにある秋葉原的ショッピングセンターや、その周辺にあるオタクショップを取材してきた。
カオスな電脳ビル「MBKセンター」
BTS(バンコク・スカイトレイン)ナショナルスタジアム駅に直結するMBKセンター。ここは7階建ての大型ショッピングモールで、最上階には映画館、ボーリング場、カラオケ店、レストランなどが入っているが、それ以下の各階には、携帯電話、パソコン、CDやDVDショップが入る電脳ビルとなっている。
入居しているショップに大型店は少なく、3坪程度の小さな店舗がほとんど。秋葉原のラジオセンターやラジオデパートのような造りといえばイメージしやすいだろう。
現地の人に聞いてみたところ、以前はPC本体や関連商品を取り扱うショップが多くあったのだが、それらの店は減少傾向にあり、携帯電話やタブレットPCなどモバイル関連商品を取り扱うショップが増えているとのこと。
日本のアニメ関連の商品を取り扱うショップも複数あり、タイ語に翻訳されたコミックやフィギュアに、DVD、CD、ゲームなどを確認できた。
電脳関連のショップ以外にも、衣類やスポーツ用品店があったり、タイみやげを販売しているショップもあった。タイのおもしろデジタルガジェットを購入するついでに、おみやげ品も買えるので、観光客は買い物を一ヵ所でまとめて済ませられる利点がある。
こちらはPSPやニンテンドーDS用のゲームを販売するショップ。正規品のパッケージも並べられているのだが、ショーケースの上に並べられているのは100タイトル入り海賊版が多数。価格はPSP用が1100バーツ(約3410円)となっていた
コミック専門店「Carton Park」は、タイの出版社がタイ語に翻訳した正規品を販売するショップ。お店の人に話を聞いてみたところ8割くらいは日本のコミックで、残りは台湾や中国。タイオリジナルのコミックはごくわずかとのこと
輸入フィギュアショップ。アメリカ製のアクションフィギュアや日本製のフィギュアが多数並べられている。価格は日本製が1500バーツ(約4650円)くらいから。現地から手荷物で持ち帰ったものや、空輸で取り寄せたものを販売しているのだという
GoogleMapで見る「MBKセンター」
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