1月10日、カゴヤジャパンはユーザー宅のバッファローのNAS「TeraStation」のデータをネットワーク経由でデータセンターに保管する「TeraStationリモートバックアップサービス」を発表した。災害対策やファイルの上書きなどのオペレーションミスの対策に有効だという。
TeraStationリモートバックアップサービスでは、据置型のTeraStationをユーザー環境に、ラックマウント型のTeraStationをカゴヤのデータセンターに設置。ユーザー環境のデータをデータセンターにリモートバックアップするというもの。
機器の設置や初期設定は事前ヒアリングを元にカゴヤ側で実施するほか、日常的なバックアップはすべて自動で行なわれる。また、データセンターのTeraStationのみならず、ユーザー環境のTeraStationもカゴヤが監視しており、障害時のデータリストアまで行なうため、ユーザー側の運用負荷が低いというメリットを持つ。バックアップ方式も、差分と増分が選択できるほか、スケジュールもきめ細かく設定できる。
また、ユーザー環境のTeraStationを2台構成で運用する冗長化プランも用意。機器の障害が発生しても、サービスを継続できるという。
料金は容量と機器構成(冗長化の有無)、そしてデータセンターとインターネットとの回線料金で構成される。2TBプランの場合、初期費用が8万4000円で、月額費用が6万3000円。2TB冗長化プランの場合、初期費用は8万4000円だが、月額費用が9万4500円になる。回線料金は10Mbps占有で4万2000円、共有100Mbpsで6万3000円となっている。