マカフィーは28日、Facebook上における無許可での写真の閲覧、共有、ダウンロード、印刷を防止するFacebook用の新アプリケーション「McAfee Social Protection(マカフィー ソーシャル プロテクション)」の無償ベータ版(英語版)を一般公開した。
McAfee Social Protectionは、Facebookアプリ、およびInternet Explorer 8以上またはFirefox 8以上を搭載したPC向けのブラウザプラグイン。
McAfee Social Protectionのユーザーは、まず自分の写真にアクセスできる友人を選択する。アクセスを許可された友人はMcAfee Social Protectionアプリをインストールすることで、写真を表示させることができる。その友人も写真の共有、保存、コピー、スクリーンショットの取得はできず、スクリーンキャプチャーツールには余白しか記録されない。また、保存とダウンロードの機能を無効にし、他者が写真の上にマウスポインターを合わせると、錠前のアイコンが表示される。
これらの機能は、McAfee Social Protection経由でアップロードした場合に限って有効になる。アップロードされたファイルはFacebookのサーバーではなく、マカフィーのサーバーに転送され、アクセス許可のない者は写真の閲覧はできないとしている。