各社の人気&高機能なフラッグシップ級スマホ3台を比較する本連載。今回もGALAXY S III、HTC J、AQUOS PHONE Xxというドコモ/au/ソフトバンクの最強スマホについて、詳しくレビューしていく。今回はカメラ機能。
ハイスペックなスマホなので、当然多くの撮影機能を用意している。あとは差別化できるほど強力な独自要素があるか? に注目していく。
動画撮影はフルHDに対応
いずれも裏面照射型CMOSセンサーを搭載する
まずはカメラの主なスペックを比較しよう。
ドコモ「GALAYX S III SC-06D」 | au「HTC J ISW13HT」 | ソフトバンク「AQUOS PHONE Xx 106SH」 | |
---|---|---|---|
カメラ画素数 |
810万画素CMOS (裏面照射型) |
800万画素CMOS (裏面照射型) |
1210万画素CMOS (裏面照射型) |
インカメラ | 190万画素CMOS | 130万画素CMOS | 30万画素CMOS |
動画撮影サイズ | フルHD | フルHD | フルHD |
高速起動 | × | ○ | ○ |
高速撮影 | ○ | ○ | ○ |
手ブレ補正 | ○ | ○ | ○ |
顔認識 | ○ | ○ | ○ |
シーン設定数 | 13 | 9 | 9 |
連写機能 | ○ | ○ | ○ |
GALAXY S IIIとHTC Jの画素数は、800万画素ほどにとどまる。グローバルなスマホでは実はハイエンドクラスでもこの程度の画素数。画素数自体はほどほどで十分と考えているようだ。
画像センサーは3機種とも裏面照射型CMOSなので、暗所でキレイな写真を撮影するのには効果を発揮してくれそうだ。インカメラも全機種搭載しているが、AQUOS PHONE Xxだけは30万画素と低い。
動画の撮影サイズも3機種ともフルHD。これはハイエンドクラスならではの性能で、以前取り上げたミドルクラスだとHD解像度までに限定されるので(関連記事)、この部分では差がつく。
GALAXY S IIIの高速撮影は撮影間隔が約0.3秒とのこと。実際に動作を確認してみると、通常撮影のままでシャッターボタンをタップするだけでどんどん撮れる。一方高速起動については、ロック画面やアプリメニューの画面でアイコンをタップしてからシャッターが切れるようになるまで、1.8秒程度程度かかったため、表では×とした。
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