デュアルコアCPUを搭載する、中国ONDA製の8型Androidタブレット「Vi30W DualCore」が東映無線ラジオデパート店に入荷した。高性能ながら1万1680円のお手頃価格で購入できる、魅力的なアイテムだ。
Vi30W DualCoreは7月上旬に発売された「Vi30 Dual Core」とそっくりな製品名をもつ8型タブレット。似ているのも当然で、両機は兄弟機に当たる。
1024×768ドットの8型液晶ディスプレーや動作クロック1.2GHzのデュアルコアCPUなど、基本スペックに共通点が多い。ただしアルミ素材を使用していた“兄弟”と異なり、本製品の筺体素材にはプラスチックを採用。そのおかげか販売価格はさらにお手頃に、素通りできないレベルまで落ちてきている。
両機の大きな違いは、本体の厚さとバッテリー容量。本製品は本体サイズが幅213×奥行き156×高さ14mmで厚みが1.5倍ほどに増えた分、バッテリー容量は8型では大容量といえる4800mAhに増加している。
高級感あるアルミ素材採用の薄型モデルをとるか、多少の厚みを我慢して大容量バッテリーモデルをとるか、コンセプト別に選択できるようになったといえるかもしれない。ショップでも今後も併売を継続する方針だという。
上記以外のスペックは、メモリがDDR3 1GB、ストレージ容量が8GB、外部ストレージは最大32GBのmicroSDHCカードが使用可能。重量は492gで、やや軽量化を果たしている。搭載OSはAndroid 4.0で、対応無線LANはIEEE 802.11b/g/n。
なお、販売する東映無線ラジオデパート店では、Vi30/Vi30Wで使用できるONDA純正のタブレットケースも同時に入荷。カラーはブラウンで、表面はレザー風味の加工。スタンド機能も備えている。価格は1380円だ。