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Coolermaster「TPC 812」

ベイパーチャンバー採用の本格派CPUクーラーがデビュー!

2012年07月06日 22時19分更新

文● 増田

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 「自作PC用のCPUクーラーとしては世界で初めてバーティカルベイパーチャンバーを搭載した」クーラーマスター製のCPUクーラー「TPC 812」の販売が今日からスタートしている。

バーティカルベイパーチャンバーを搭載したCPUクーラー「TPC 812」の販売が今日からスタート。クーラーマスター久々の本格派となるCPUクーラーだ

 「TPC 812」は、バーティカルベイパーチャンバー+ヒートパイプのデュアル熱移動技術を採用するサイドフロー型CPUクーラー。銅製のベース部からU字に延びた2枚のバーティカルベイパーチャンバーは内部が空洞になっている板状で、空洞部分には冷媒となる液体を封入。冷媒は熱くなると気化して熱を奪い、冷えると液化して熱を放出する仕組みだが、この繰り返しによって熱を移動するという。加えて6本のヒートパイプと合わせて運用することで、より熱処理の性能を向上させるのを特徴としている。

バーティカルベイパーチャンバー+ヒートパイプのデュアル熱移動技術を採用するのが特徴

 搭載ファンは120mmタイプで、回転数は600~2400rpm、風量は19.17~86.15CFM、騒音値は19~40dBA。サイズは138(W)×103(D)×163(H)mmで、重量約978g。対応ソケットはLGA 2011/1366/1156/1155/775、Socket FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。
 価格は8980円。注目のモデルだけに取り扱いショップも多く、パソコンショップアークやソフマップ秋葉原本店リユース総合館(近日入荷)、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ドスパラ パーツ館、フェイス秋葉原本店(近日入荷)、PC DIY SHOP FreeT(近日入荷)で販売中だ。

銅製のベース部からU字に延びた2枚のバーティカルベイパーチャンバー。販売価格は約9000円と高価なモデルだが、その冷却性能には期待がかかる

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