電子書籍や電子出版に特化した専門展
「国際電子出版EXPO」開催中!
Amazon.co.jpのKindle Fireの日本上陸も予告され、ますます盛り上がっていきそうな電子書籍業界。ペーパーレスなので、リーダー(タブレット)ひとつ持っていれば何冊でも持ち歩ける手軽さと、欲しい本をネットで検索してそのまま購入できるといった利便性がウリだ。そんな電子書籍(eBooks・イーブックス)の技術やサービスが一同に集まる展覧会「国際電子出版EXPO」が、東京ビッグサイトで6日(金)まで開催されている。
ただし、あくまでも商談会のため、一般の入場はできない(招待状を持っている人か業界関係者のみ)。しかし、どんなメーカーがどんなブースを出しているのか気になるだろう。そんな人たちのために、この記事では会場で気になったブース・サービスを紹介しよう。
印刷業界の雄
大日本印刷ブース
一番大きなブースを構えていた大日本印刷
自分がいる場所をGPSで判別し、その地域に適したアプリをインストール、そしてサービスを受けられるチェックインマガジン。雑誌のようにコンテンツが配置されており、気になったものはタップしてクーポンをダウンロードしたり、直接商品を買ったりできる
こちらは電子書籍(ファッション誌)の中で紹介されているアイテムを買うことができるサービス。在庫管理や流通などは大日本印刷が受け持つという。ファッション誌以外にも展開する予定とのこと
こちらはひとつの本(電子書籍)から、ありとあらゆる関連書籍を検索してくれる。作者名やジャンルはもちろん、時代背景や劇中に出てくるモノや人などからもピックアップしてくれるので、ますます読書が捗りそう
コミックに特化したサービスを展開する
共同印刷ブース
コミック系サービスの「ソク読み」、ビジネスや資格・検定、医療や法律などの「学び」をテーマにした電子書店「自己ガク」を展示していた
新型Ultrabookも展示されていた
富士通ブース
35万作品以上の冊数を誇る電子書籍サービスを同社最新のUltrabookとともに展示していた富士通
富士通が提供するマルチデバイスの電子書籍サービス「BooksV」を中心に、ビジネス向けの流通/文教といった配信ソリューションを公開。なお、このUltrabookはニューモデルの「LIFEBOOK UH」だ
独自のサービスとリーダーを展示
東芝ブース
東芝が発売している電子書籍リーダー「BookPlace」と、端末から直接本を購入できる「BookPlaceストア」を体験することができる。ちなみに、このリーダーはAndroid 2.3がベースとなっている