NTTドコモは、夏モデルの注目モデルである「GALAXY S III SC-06D」の発売日が6月28日であることを公表した。発売に先がけて、6月17日から、事前予約を全国のドコモショップで受け付ける。
GALAXY S IIIはサムスン電子がグローバルでリリースしている、GALAXYシリーズの最新ハイエンドモデル。GALAXY Sシリーズで定評がある、サクサク動くUIに加えて、ユーザーが端末を見ている状態では画面がスリープに入らない「Smart stay」、画面に連絡先を表示している状態で端末を耳元に持ってくるだけで音声発信するなど、細かな使い勝手で大きな進化を果たしている。
一方で、おサイフケータイやワンセグなど、国内ユーザー向けのカスタマイズが施されているのも特徴的だ。おサイフケータイがないと1台目には……という人には待望の機能だろう。
ディスプレーは4.8型で720×1280ドットの解像度を持つ「HD SUPER AMOLED」、CPUは1.5GHz動作のデュアルコア「Snapdragon S4 MSM8960」、またバッテリーは2100mAhと夏モデルでは最大級だ。カラバリは「Pebble Blue」と「Marble White」の2色である。
すべてに丸みを帯びたデザインが好印象
テキストにしにくい細かな使い勝手が向上
ASCII.jp編集部では実機を入手して、短時間ながら試用をしたが(レビュー記事を後日掲載予定)、まず最初に感じるのはデザインの良さ。ディスプレー以外は、すべての部分に丸みを持ったデザインで統一されており、持ちやすさとともに穏やかな印象を端末から感じさせる。
定番のBlackとWhiteをあえて外して、採用された「Pebble Blue」も印象的で、ヘアライン風の塗装が施された背面・側面もうまく高級感を演出しており、カバーを付けて使うのが惜しいくらいだ。
クアッドコアCPUを搭載した海外の3Gモデルや韓国モデルと異なり、デュアルコアCPUだが、普段使っている分には性能的に不満を感じることはなく、従来モデル以上のサクサク感である。
夏モデルのスマートフォンは今後も続々と発売予定だが、決定版とも言える機種がまず登場ということで、これからスマホ市場は大いに盛り上がっていきそうだ。
「GALAXY S III SC-06D」の主なスペック | |
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メーカー | サムスン電子 |
ディスプレー | 4.8型有機EL(HD SUPER AMOLED) |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 約71×137×9.0mm(最厚部約9.4mm) |
重量 | 約139g |
CPU | Snapdragon S4 MSM8960 1.5GHz (デュアルコア) |
外部メモリー | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 4.0 |
Xi対応 | ○ |
3G最大通信速度 (下り/上り) |
14Mbps/5.7Mbps |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n |
テザリング | ○(最大10台) |
カメラ画素数 | リア:約800万画素CMOS(裏面照射型)/イン:190万画素CMOS |
バッテリー容量 | 2100mAh |
FeliCa | ○ |
ワンセグ | ○ |
NOTTV | × |
赤外線 | × |
防水 | × |
Qi | × |
miniUIM | ○ |
連続待受時間(3G/LTE) | 約400時間/約300時間 |
連続通話時間 | 約500分 |
カラバリ | Pebble Blue/Marble White |
発売時期 | 6月29日 |