ブース巡りをしていると、いわゆるCOMPUTEX TAIPEI用に用意したと思われるコンセプトモデルのような製品を目にすることが非常に多い。と、思いきや。InWinブースで発見したユニークなケースが近日登場するかもしれない。
毎年、南港展覧館に巨大ブースを構えるInWinは、PCケースのコンセプトモデルを非常に多く用意している。今回見つけた「H-Fream」も、その奇抜な外観デザインからすっかりコンセプトモデルだと思っていたが「いや、今年の夏ごろには発売するかもしれない」という担当者のコメントにびっくり。
本体は、11枚のアルミ製フレームで構成される。通気性に優れている、というか言ってみればスカスカの状態なだけに基本はファンレス仕様となる(増設は可能)。まさかと思うが「自分で組み立てるのか」と尋ねたところ「いや、完成品として販売する予定」とのこと。デザイナーズPCケースとでも呼べばよいのだろうか。価格については3万~4万程度はしそうということで、なかなか人は選びそうな製品であるが、話題性は十分だろう。
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