6月4日、NTTドコモは法人向けに展開している全国型内線サービス「オフィスリンク」に、クラウドで構内交換機(PBX)機能を提供する「仮想PBXタイプ」を追加すると発表した。
オフィスリンクは、企業が保有するPBXとドコモネットワークを接続し、
- ドコモの携帯電話間
- ドコモ携帯電話と固定電話
- 固定電話間の内線線通話
が定額の通話料で利用できるサービス。
これまでの方式(お客様PBXタイプ)では、上記のように企業内のPBXとの接続が必要となるが、「仮想PBXタイプ」はPBX機能をドコモが提供する。これによりユーザー側にはPBXの購入や保守費用が不要となり、これまでよりも安価な初期コストで、ドコモサービスエリア内で内線サービスが利用できる。
提供開始は8月中旬の予定で、「お客様PBXタイプ」の提供も継続する。