24日にカプコンからPS3とXbox 360用として発売される、目に見えるフィールドを実際に歩き回れるオープンワールド型のアクションゲーム「ドラゴンズドグマ」の完成発表会が都内にて開催された。会場には、同ゲームのモバイルメールマガジン会員を登録している読者も参加していたので、試遊台は大変な盛り上がりを見せていた。
ポーンと協力してファンタジー世界を生き抜く
ドラゴンズドグマは、同社の作品で言うと「モンスターハンター」よりは、「デビルメイクライ」に近い、アクション性が重視されたオープンワールドゲームだ。登場するモンスターは、ドラゴン以外に、キメラやグリフィン、サイクロプスなど、ファンタジー小説でおなじみの存在が勢揃いしている。また、対象を“掴む”というコマンドが用意されている。例えばグリフィンと戦闘中にグリフィンを掴んで攻撃していれば、飛び立った時も引き続き攻撃することができる。モンスターには、それぞれウィークポイントが用意されているので、掴むことで集中的に攻撃を与えられる。
プレイヤーとなる“覚者(かくしゃ)”は、NPCキャラクターである“ポーン”と協力してモンスターと戦闘する。ポーンは、オンライン登録しているほかのプレイヤーのポーンを雇ってプレイすることもできる。
サーバー中に1体のみ!
ウルドラゴンの存在も明らかに
続いて、すべてのドラゴンの始まりと言われる「ウルドラゴン」も紹介された。このドラゴンは、PS3サーバーとXbox 360サーバーにそれぞれ1体ずつしか登場しないという。膨大な体力を有しているので、オンライン上の全ユーザーが協力して打倒する必要がある。見事に最後にとどめを刺したユーザーはボーナスとともに石碑に名前が刻まれるそうだ。
見た目は3部作のハリウッド映画
ゲームブックを読んでいるかのようなドキドキ感を目指した
会場には、プロデューサーの小林裕幸氏とディレクターの伊津野(いつの)英昭氏のほか、ゲストとしてタレントの山本裕典と真野恵里菜さんがステージに登場した。小林プロデューサーは、「(PVをまとめて見ると)ドラゴンズドグマは、ハリウッド映画でよくある3部作映画の第1部公開のような勢いですが、3部作に分けているわけではありません、この1作で最後まで遊んでいただくとマルチエンディングを楽しめるようになっています。長い時間楽しめるようにできていますので、ぜひお楽しみ下さい」と、作品のボリュームと完成度の高さを紹介した。
さまざまコラボレーションキャンペーンを発表
ドラゴンズドグマでは、6月23日に全国ロードショーを予定している「ベルセルク 黄金時代II ドルドレイ攻略」など多数のコラボレーションキャンペーンを予定している。5月26日発売で、価格は7990円。同社直販サイト“イーカプコン”限定の、特典冊子やドラゴンのフィギュアなどが付属された“LIMITED EDITION”は1万1190円となる。
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