シャープから国内最大サイズとなる80V型の液晶テレビを含む「AQUOSクアトロン GL7/G7」シリーズが発表された。
ラインナップは80V型の「LC-80GL7」(予想実売価格95万円前後)、70V型の「LC-70GL7」(同65万円前後)、60V型の「LC-60G7」(同35万円前後)、52V型の「LC-52G7」(同28万円前後)、46V型の「LC-46G7」(同23万円前後)、40V型の「LC-40G7」(同16万円前後)の6機種。
発売日は60V型以下のモデルが6月10日、70V型以上のモデルが6月20日となる。いずれも3D表示に対応し、外付けUSB HDDへの裏番組録画も可能(地デジ3チューナー、BS、CS2チューナー構成)。バックライトは、70V型以上のモデルが直下型、60V型以下のモデルはエッジ型LEDとなる。
新機種では新たに「829万サブピクセル駆動システム」を搭載し、4原色(赤・青・緑・黄色)のサブピクセルを個々にコントロールできるようになった。
また、画像処理エンジンに新開発の「高画質マスターエンジン プロ」を採用。デュアルコア化により処理能力が高速化しており、映像遅延量が半分になっている。
これらにより、従来はエリアごとに制御していた画質補正をピクセルごとに制御できるようになり、きめ細かい映像処理が可能になった。加えて、液晶パネルの駆動とLEDバックライトの点滅を制御することで、8倍速相当のなめらかな映像を再現する「240フレッドスピード」も搭載する。
音声は、搭載スピーカーに最適化した「新・AudioEngine」を採用。周波数特性と位相の乱れをトータルで補正する「Helios」技術、および低音感を拡張する「HeX」技術で高音質化を図っている。
ユーザーインターフェースも新しくなった。リモコンの「ホーム」ボタンを押すことで呼び出せる「ビジュアル モーションガイド」から、あらゆる機能にアクセスできる。
さらに、おすすめ番組を紹介する「おすすめ録画番組」や視聴履歴からこれから放送するおすすめ番組を紹介する「おすすめ未来番組」、登録キーワードに関連した番組を紹介する「おすすめ裏番組」、ネット動画サービスのおすすめを紹介する「おすすめVOD」といった機能が利用できる。
AQUOS向けネットサービス「AQUOS City」がSkypeやFacebookに対応するほか、スマートフォン用の新アプリ「おしえてリモコン」も6月に投入する予定だ。