東芝は27日、ポータブルHDD「CANVIO」シリーズの新製品として、USB 3.0に対応した「CANVIO for PC」「CANVIO for TV」を発表した。価格はオープンプライス。
CANVIOシリーズは東芝製の2.5インチHDDを内蔵した、USB接続の外付けHDD。新製品は接続インターフェースがUSB 3.0に対応し、高速な転送が可能となった。USBバスパワー駆動に対応し、電源もUSBから供給するのでケーブル1本で使用できる。
容量は、CANVIO for PCが1TB/750GB/500GBの3種類。CANVIO for TVは1TBのみ。全製品ともに、フォーマットはNTFS。for PCはMac OS X(10.4/10.5/10.6)にも対応するが、Mac OS Xで使用する際には再フォーマットが必要。for TVは同社の液晶テレビ「レグザ」に対応しているが、こちらで使用する際にも再フォーマットが必要となる。また、レグザの古い製品ではUSB端子がバスパワー駆動に対応していない物があるため、使用できない製品がある。
サイズは幅79×奥行き119×高さ13.5mm。ボディーカラーは、for PCがブラック、シルバー、ホワイトの3種類。for TVはブラックのみとなっている。付属のUSB 3.0対応ケーブルは、for PCが長さ45cm、for TVは長さ1m。for PCにはWindowsのシステムバックアップに使えるバックアップソフト「Nero BackItUp & Burn Essentials」が添付されている。
for PCは27日から、for TVは3月10日から発売の予定。