さっそくディズニースマホをいじり倒してきた
ディズニーブランドのスマホが、ついにドコモ回線で利用できるようになる。対応機種は2月下旬から3月にかけて発売。とくにP-05Dは男性にもフィットするデザインで注目だ。「スマヲタ目線」で写真とともにお伝えする。
手にフィットしやすく男性が使っても浮かないデザイン
Disney Mobile on docomo P-05D
「PURE BLACK」(左)とメインカラーの「PURE WHITE」。背面の質感はマットな手触りで滑り落ちにくい。端末はパナソニックモバイル製。ディズニースマホをシャープ以外が製造するのは初めてだ。ワンセグと赤外線は非搭載だが、おサイフケータイと防水防塵機能は搭載する。背面でディズニーらしさを確認できるのはロゴマーク
厚さは7.8mm。iPhone 4SやGALAXY NEXUSよりも薄い。また、103gと軽く、背面両端に丸みをもたせてあるため、持ちやすい。ただし本体の薄さを最優先した結果、バッテリーは着脱不可となり、容量も1150mAhとやや小さめ。国内メーカー製端末としては珍しく、ストラップ穴は非搭載。miniUIMカードは上部端子に差し込んで利用する
メモリーカード端子はなく、microSDカードは利用できない。ストレージは16GBあり、普通に使うぶんにはデータの保存に困らないだろう。microSDカードとデータをやり取りする場合は付属のアダプタを2個利用する
起動画面に輝くDisney Mobileの文字。残念ながら起動音までは確認できなかった
壁紙のほか、ミッキーを思わせるロック解除ボタンがかわいい。本体正面でディズニーらしさを確認できるのはホームボタンのみ。ちなみに正面下部のボタンは物理ボタンではなく、タッチセンサーとなる
ホーム画面はディズニーオリジナル。よく見ると、ステータスバーを引き下げる上部のボタンや、ページ位置を示す下部のボタン、さらに右下のアプリ一覧ボタンの中央とさまざまな部分にミッキーマークを散りばめてある
2種類あるオリジナル壁紙のうち「ディズニー・エレクトリカル・ライト・パレード」は、キャラの登場順や光の色など、実際にディズニーランドで行なわれているパレードを忠実に再現。特定の時間になると花火もあがる
オリジナルウィジェットの「アラーム」と「歩数計」。アラームの秒針はミッキーのシルエットで、歩く姿が微笑ましい。また歩数計は、GPSではなく加速度センサーを利用するタイプ。バックグラウンドでも動作するためバッテリー消費が気になるところだが、右下のスイッチで利用時のみオンにすれば、使わないときは節電できる
お天気アプリが見やすい。事前に設定した場所の天気や、時間帯でイラストの内容が変化する。場所は最大3ヵ所まで指定でき、すべての天気に昼と夜のパターンがある。ホーム画面にウィジェットを貼ると天気が一目で分かる
豊富なオリジナルデコメ絵文字をspモードメールで利用できるほか、撮影した写真を手軽にデコレーションし、SNSなどで共有できる「Disney photo」アプリも使いやすい。1GHzデュアルコアでキビキビと動作していた
初めから入っているアプリと、自分でダウンロードしたアプリを自動的に区別してくれて、さらに下部のタブで切り替えて閲覧できるところが便利。バージョンアップしたアプリに「NEW」マークが付くのも分かりやすい
なんとドコモ共通のPallette UIまでカスタマイズされている。よく見ると、背景にミッキーの模様が散りばめられ、高級ブランドのモノグラムのようになっている。どちらのホーム画面でもディズニーを楽しめるというわけだ
ディスプレーは4.3型有機ELで、赤っぽい色がきれいに映る。パナソニック製スマホで有機EL搭載モデルは初めて
メーカー |
パナソニック |
ディスプレー |
4.3型液晶 |
画面解像度 |
540×960ドット |
サイズ |
約62×123×7.8mm |
重量 |
約103g |
CPU |
Ti OMAP4430 1GHz
(デュアルコア) |
OS |
Android 2.3 |
Xi対応 |
× |
3G最大通信速度 (下り/上り) |
14Mbps/5.7Mbps |
カメラ画素数 |
約820万画素CMOS |
バッテリー容量 |
1150mAh(交換不可) |
テザリング |
○ |
FeliCa |
○ |
ワンセグ |
× |
赤外線 |
× |
防水 |
○ |
Qi |
× |
連続待受時間 |
約350時間 |
連続通話時間 |
約150分 |
カラバリ |
PURE WHITE、PURE BLACK |
発売時期 |
3月以降 |