音楽配信事業を行うICJは9月28日、日本国内音楽事業者の欧米での配信を橋渡しする事業を11月より開始すると発表した。
配信に当たって、スウェーデンに本社を置く楽曲配信事業者Spotifyと今年9月に業務提携。日本国内の大手・中堅中小の音楽事業者を取りまとめ、Spotifyの1200万人超の会員に向け、同社のサービスを通じて楽曲を販売し、初年度1万曲の配信を目指す。
楽曲は、主にヨーロッパやアメリカで人気の高いビジュアル系アーティスト・アニメ・アジアのアイドルの作品を中心に取りまとめて、Spotifyのサービスに提供。サービスを利用する会員の利用料から一定の手数料を徴収した上で、ICJが原盤使用料として音楽事業者(楽曲の原盤の権利を保有している音楽レーベルなど)に料金を支払う。
今後は、国内のメジャー・インディーズレーベルなどの音楽事業者の新規開拓も行う予定だ。