“経路探索”アプリ/サービスのパイオニア的な存在である「駅すぱあと」。初登場は1988年でMS-DOS版アプリというから、その歴史がうかがえる。
ASCII.jpで活躍するフリーライターの二瓶は地方出身で東京の地理にはあまり詳しくないというが、最近登場したiPhone版「駅すぱあと」を最大限活用することで、首都圏の公共交通機関の移動にはバッチリ自信ありなのだという。その自信のもととなっているiPhone版駅すぱあととはどんなアプリなのかを聞き出すべく、モデルの2人とともにライター二瓶の元へ向かった。
普段から駅すぱあとを使いこなすことで、都内をスイスイ移動しているライター二瓶。iPhone版「駅すぱあと」の機能について詳しく語ってくれた |
まずはiPhone版駅すぱあとの
基本的な操作を解説
駅すぱあとがこれだけ長く支持されてきたのは、その探索結果のクォリティーにある。鉄道やバスといった交通機関の最新路線情報をこれでもかと網羅し、見やすい路線案内を的確に提供してきたからこそ、経路探索の代名詞と言える存在なのだ。
Windows版アプリ、ウェブサービス、ケータイと多様な形で提供されている駅すぱあとだが、先日登場したAndroid版に続き、iPhone版が登場した。その機能と性能を順番に掘り下げていこう。
iPhone版駅すぱあとの画面と経路探索の基本操作は以下のとおりだ。
これがiPhone版駅すぱあとの画面。主要機能は画面下のタブで選択する。メインは「探索」タブ。まずは「経路探索へ」をタップしてさっそく経路探索! | 出発地、到着地を指定。その他経由駅や交通手段、条件設定などのオプションも指定可能 |
出発地や到着地はGPSを使った現在位置の測位から駅を指定したり、入力履歴から選択できたりもする。もちろん、駅名の直接入力も可能だ | 各種入力が完了したら「探索する」をタップ! |
するとすぐに探索結果が表示。「早」は移動時間が短いルート、「安」は運賃が安いルート、「楽」は乗り換えが少ないルートを示している。探索結果は最大5ルートが表示される | 「結果詳細」でルートが見やすく表示される。「次の時刻」「前の時刻」で前後の列車を探索することも可能 |
iPhone版駅すぱあとには上で紹介した基本操作に加え、いくつかの特徴的な機能が搭載されている。次ページからはその特徴的な機能を順番に詳しく紹介していく。