矢野経済研究所は8月2日、「ポイントサービス市場に関する調査結果 2011」を行い、調査結果を実施した。
国内のポイントカード所有者500人へのインターネットアンケート調査結果によると、現在のポイントカードの平均所有枚数は9.9枚、平均携帯枚数は6.3枚となり、2007年調査と比較して増加している傾向が見られた。
買い物をする際に、ポイント付与を意識して買い物をしているポイントカード所有者は85.4%と8割以上を占め、2009年の79.8%を上回った。
また、ポイントサービスが顧客の囲い込みに有効に機能していると感じる企業は98.0%。サービス導入により実際に売上が向上したと76.0%の企業が回答した。
調査期間は2011年5月~7月、調査対象はポイントサービス展開企業、ポイント関連ソリューションベンダ、共通ポイント事業者/ポイント交換事業者、ポイントカードユーザー。調査方法は当社専門研究員による直接面談、電話・メールによるヒアリング、ならびに文献調査併用。
■「ポイントサービス市場に関する調査結果2011」 (http://www.yano.co.jp/press/press.php/000817)