カシオ計算機が7月に発売予定のビジネス向けDLPプロジェクターについて、目玉となる新機能のデモンストレーション展示を行なった。本日開催された同社製品に関するプライベートイベント「カシオコミュニケーションプロダクツ 2011」(本社)の一環となる。
新製品はレーザーとLEDを光源とするプロジェクターで、従来は薄さ43mmの「スリムモデル」(XJ-Aシリーズ)のみの展開だったが、7月発売予定の機種は2500~3000ルーメンの「スタンダードモデル」(XJ-Mシリーズ)と、3500ルーメンの高輝度投射ができる「ハイグレードモデル」(XJ-Hシリーズ)、および80cmの距離から60型サイズの投射ができる「短焦点モデル」(XJ-STシリーズ)が登場。ラインナップの幅を広げている。
デモンストレーションでは、映像をシャッター式メガネで立体視できる「3Dプロジェクション」機能と、周囲の明るさに合わせて輝度を調整する「インテリジェント・ブライトネス・コントロール」、スマホアプリ対応の無線LAN機能、ポイントを指し示すだけでなく、絵や文字が書ける「インタラクティブ・ポインティング」機能の4つについて紹介された。
Android端末及びiPhone/iPod touch/iPad用にリリースされているプレゼンテーションファイル表示アプリ「MobiShow」の画面を、無線LANでプロジェクターに直接飛ばして表示することができる。こちらの機能は短焦点モデルは全機種対応だが、スタンダードモデルとハイグレードモデルは一部機種のみとなる
別売りの「インタラクティブ・ポインター」(左)を使うことで、スクリーンに投射されている映像に直接書きこむように、図形や文字を挿入できる。この機能はハイグレードモデルの一部機種と短焦点モデルのみ対応となる
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