オイシックスは4月12日、同社が運営するECサイト「O i s i x」において、風評被害を受けている関東地方の青果(千葉県の小松菜やキャベツ、茨城県のいちごや春菊など)を販売する特集コーナー「がんばれ!関東野菜」を設けたところ、好調に売り上げを伸ばしていると発表した。
「がんばれ!関東野菜」で販売をしている対象商品の売上高は、同特集を開始した4月5日から4月10日までの6日間と、その前の6日間(3月29日~4月4日)と比較し、約3.4倍となっている。
特集開始当初は16品目だったが、取り扱い品目を増やし現在は35品目を販売。来週には、栃木県や茨城県産の葉物など、約10品目を追加する予定だ。なお、同社センターで独自に放射線量の検査を行い、国が定めた暫定基準値以下であることを確認できた商品のみを販売している。
同コーナーは、同社サービス利用者を対象に行った消費者アンケートで、放射性物質が国の暫定規制値を下回るならば購入し、「少しでも被災地を応援したい」と考える利用者が全体の77%だったことから開始したという。
■「がんばれ!関東野菜」 (http://www.oisix.com/CategoryX.707.215.htm#LMenuL215)