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VMware vSphere 4.0対応のInfraStruxure Management Software 6.2も

APC、物理インフラを統合管理する次世代「InfraStruxure」発表

2011年04月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月14日、エーピーシー・ジャパンはデータセンター向け物理インフラ統合ソリューションとしてNext Generation「InfraStruxure」を発表し、併せて統合管理ソフトウェア「InfraStruxure Management Software 6.2」をリリースした。

InfraStruxure Management Softwareのコンポーネントの1つ「InfraStruxure Central」

 Next Generation InfraStruxureは、標準化されたコンポーネントで構成するモジュール型の管理が容易なデータセンター物理インフラのアーキテクチャー。電源、ラック、空調の3要素をあらゆるベンダーのラックに対して最適化・統合化することで、データセンター物理インフラ全体を構築するインフラソリューションと指す。

 InfraStruxure Management Software 6.2は、VMware vSphere 4.0に対応し、物理インフラと仮想環境との連携管理が可能になった。電源、冷却装置など物理的な障害が発生した際に、仮想化サーバ上の仮想ノードデータを移行する機能などを提供する。また、モバイル端末から機器異常や作業内容をリアルタイム管理する機能を搭載。加えて、部屋単位、ラック単位での電力消費量表示、PUE 算出、1Kw 辺りの価格を使用しての電力コスト算出が可能となっている。

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