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進化が止まらない!AWSの最新動向 第1回

日本語サポートも開始!決済の日本円対応も予定

アマゾンのクラウド「AWS」、日本にデータセンター開設!

2011年03月03日 01時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月2日、アマゾンのクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」の5つ目の拠点として、「東京リージョン」が開設された。日本国内にデータセンターが構築されたほか、日本語によるサポートも開始する。また、数ヶ月以内に日本円による決済も可能となる予定だ。

「東京リージョン」はアジアパシフィック地域では、シンガポールに続く2つ目の拠点となる

 クラウドサービスのパイオニアとしてサービス展開してきたAWSだが、長らく日本国外でのサービス運用、英語を中心にしたサポートを続けてきた。今回日本語でのサポート、日本円での決済が可能になり、さらにデータセンター開設でネットワーク遅延の問題が解消されることで、国内クラウド事業者と本格的な競合関係となる。

 これまで試験サービスを行なっており、三井物産がこの東京リージョンを利用して、SAPエンタープライズ・システムのテストと開発環境を行なっているという。また、ソーシャルゲームの「gumi」が、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)、Amazon Relational Database Service(RDS)、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)などを利用しており、3月中に東京リージョンより新しいゲームタイトルのリリースを予定しているとのことだ。

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