Red HatEnterprise Linux 6での動作検証済み
添付ファイルを自動暗号化「HDE Secure Mail 3.1 for ZIP」
2011年02月24日 06時00分更新
2月23日、HDEは、ゲートウェイでメールの添付ファイルを暗号化するソフトウェアの最新バージョン「HDE Secure Mail 3.1 for ZIP」を発表。2月28日より提供開始する。
HDE Secure Mailシリーズは、ゲートウェイでメールのセキュリティを確保するソフトウェア群。HDE Secure Mail for ZIPは、メールの添付ファイルをパスワード付きZIPファイル形式に自動的に変換して宛先に送信する。今回の最新バージョンでは、レッドハットの最新OSであるRed Hat Enterprise Linux 6での動作検証を実施しているのが特徴。
その他の主な新機能は以下の通り。
- ランダムパスワードと固定パスワードの使い分けが可能
- メール一通ごとにランダムパスワードを作成。そのランダムパスワードを利用して暗号化処理をする
- 復号パスワードを受信者へ通知するかどうか選択可能
- 復号のためのパスワードをメールで受信者へ通知するかどうか選択できる
- 暗号化ZIPファイルの拡張子が変更可能
- ZIPファイルの拡張子を「.zip」から「.zi_」などに変更でき、メール受信者にZIPファイルの受信制限がある場合にも対応可能
- ZIP暗号化しないファイルの種類を指定可能
- ZIP暗号化したくないファイルがある場合に、該当ファイルの拡張子を登録することで、ZIP暗号化の対象から除外できる
また、メール送受信環境としてMicrosoft Exchange Server 2010、Outlook 2010での動作検証もしているという。
価格は、100ユーザーで105万円(税込)から。