ニコンイメージングジャパンは、COOLPIXシリーズのニューモデル8製品を一挙に発表した。
エントリーモデルの「COOLPIX L」シリーズ
「COOLPIX L」シリーズには、光学21倍ズームと高精細液晶モニター、サイドズームレバーを搭載した高倍率モデル「COOLPIX L120」と、オート機能による簡単操作で、気軽に撮影が楽しめるエントリーモデル「COOLPIX L23」の2モデルが登場した。
価格はどちらもオープンで、発売時期は2月下旬。
エントリーモデルのコンデジCOOLPIX L23は、有効画素数10.1メガピクセル、光学5倍ズームのNIKKORレンズを搭載し、「らくらくオート撮影」機能で、初心者でも簡単に綺麗な写真を撮ることができる。液晶モニターは2.7型TFTを採用している
多機能、高性能な「COOLPIX P」シリーズ
「COOLPIX P」シリーズでは多機能、高性能なコンデジ「COOLPIX P300」「COOLPIX P500」の2モデルをリリースする。
「COOLPIX P300」は、新たにラインナップされる小型ワイドズーム機で、「COOLPIX P500」は小型高倍率ズーム機の「COOLPIX P100」の倍率や機能を進化させた後継機となる。この2機種の発売によりPシリーズは、フラッグシップモデルの「P7000」を加えて、3モデル体系になった。より高い機能を搭載したモデルにステップアップしたいコンデジユーザーから、デジタル一眼レフカメラのような撮影テクニックを磨きたいユーザーまで、幅広いニーズに対応する。
値段はどちらもオープンで、発売時期は3月を予定している。
COOLPIX P300は夜景や風景撮影で威力を発揮する、開放F値1.8の明るいNIKKORレンズと、明るく見やすい広視野角3型TFT液晶モニターを装備している。また、露出、色調の設定や光学ズーム撮影ができるフルHD動画撮影機能も搭載
デジイチタイプのCOOLPIX P500は、広角22.5mmから超望遠810mm相当までの撮影画角をカバーする光学36倍ズーム、NIKKORレンズを搭載したモデル。静止画の撮影以外には、動画撮影中に気に入ったシーンを静止画として切り出せるフルHD動画撮影機能もある
先進機能とデザインを両立した「COOLPIX S」シリーズ
豊富なカラーバリエーションと最新の性能を両立させた「COOLPIX S」では、4モデルをリリースする。
Sシリーズで新たなラインナップとなる「COOLPIX S9100」は、薄型光学18倍ズームと高感度でノイズを抑えた撮影を可能にする裏面照射型CMOSセンサーで、夜景や室内などの暗いシチュエーションでも綺麗な写真を撮影できる高性能モデル。
「COOLPIX S6100」は、失敗しやすい暗い撮影シーンを得意とする「夜撮りキレイテクノロジー」搭載の「COOLPIX S6000」の後継機で、新たにタッチパネル式液晶モニターを採用している。
「COOLPIX S4100」はタッチパネル搭載モデル、「COOLPIX S3100」は豊富なカラーバリエーションを揃えたモデルで、先代機である「COOLPIX S4000」と「COOLPIX S3000」のズーム機能を向上させ、さらなるスリム化を実現させている。
価格はどのモデルもオープン、発売は3月を予定している。
COOLPIX S9100は暗所での撮影を得意とするモデル。そのほか、電源ボタンを押してから約1秒で高速起動するという特徴がある。ピント合わせは0.16秒、シャッターボタンを押してから約0.25秒でシャッターが切れるので、撮りたい瞬間を逃さず撮影できるだろう
COOLPIX S6100は高感度低ノイズ、モーション検知、レンズシフト方式手ブレ補正(VR)、フラッシュ制御などの機能により、失敗しやすい暗い場所でも綺麗に撮影できる「夜撮りキレイテクノロジー」を搭載している
COOLPIX S4100は、イヌやネコが正面を向くとカメラが自動的に顔を検出し、ピントを合わせ自動撮影できる「ペットモード」を搭載。そのほか、S4100だけの機能として、スライドショー再生時に、内蔵されているオリジナルキャラクター(全5種類)のアニメーションを表示させることができる
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