3度目の正直! 痛車はポルシェに勝てるのか!?
2009年の正月明けから参戦し始めた、大沼プランニング主催「FSW新春おもいっきり7時間耐久レース」も今年で3回目の挑戦となる。ボーカロイド系痛車の中でも走り好きを集めた「初音レーシング」から、「来年の7耐、出ませんか?」と2010年の年の瀬にお誘いがあり、いつも通りホイホイ付いいて行ってしまった筆者。気が付いたら、1月9日のママチャリGPから2周連続で、1月15日に開催された「GSR走行会」(関連記事)の取材に続いて、そのまま16日に開催の7耐に出場という、2日間連続で富士スピードウェイにいたのである。
今回、筆者がドライブしたマシンは、去年に引き続き「ミクヴィッツカップカー」。しかも、オーナーさんは監督業に専念するため今回は乗らないとのことなので、筆者にミクヴィッツが託された。
初音レーシングチーム(全6台)
「初音」レーシングなのに、ミクの痛車が2台だけという(笑)。
痛車軍団は全部で5チーム
例によって朝6時にはピットに全員集合。初音レーシングのほかには、フェリスレーシングが欧州痛車連合と共に4チーム体制で参加しており。痛車の5チームにピットが3スペースぶん割り当てられていた。
われらが初音レーシングは15番ピットを占拠させてもらった。そして、参加クラスはNR1、ゼッケンはもちろん#39だ! ピットのすぐ前が大会事務局だったが、もしかして、痛車チームが変なことしないように見張られてた?(笑)
眠い目をこすりながらブリーフィングに参加。80台以上参加した去年と比べると70台へと減ったが、それでも参加台数が多いことには変わりはないので「みなさんくれぐれも気をつけましょう」と、主催者からお達しがあった。またもや参加車両のほとんどがポルシェなので、平均速度はかなりのハイアベレージが予想される。事故らないのは当たり前、事故られないようにするのもドライバーの務めなのだ。
ブリーフィングが終わるといよいよスタート進行である。トップを走るのは、FSWの走行経験が豊富なイカ娘ロードスター(ちなみに去年はトエト)。主催者からのオファーで、フェリスレーシングと初音レーシングから、それぞれカウントダウンガールが登場し、スタートに華を添えた。
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