カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とメディアドゥは12月20日、電子書籍コンテンツの調達とプライベートブランドコンテンツの開発で業務提携を行うと発表した。
CCCは、既に業務提携している富士山マガジンサービスとの連携により、電子書籍・雑誌コンテンツの調達力で商品供給力を強化しているが、今回メディアドゥと商品調達分野で提携することでコンテンツ供給力がさらに拡大すると見込んでいる。
また、両者は出版社と協力しTSUTAYAならではのプライベートブランド(PB)コンテンツの開発を実施。電子書籍分野で、顧客価値の高いオリジナル商品の開発を行う。
さらに、両者は業務提携の効果を確実にあげていくことを目的に、CCCがメディアドゥに出資をすることについても合意している。
メディアドゥは自社開発のデジタルコンテンツ配信システムプラットフォームである「コンテンツアグリケーションシステム(CAS)」を軸に、コンテンツ配信サービス事業者向けのサービス展開をしているベンチャー企業。CASは著作物のデジタルコンテンツ配信において、複雑な権利処理に加え、コンテンツのデジタル化・集計・決済・集客を一元管理できるシステム。