楽天は12月1日、同社が運営する「楽天市場」での商品ジャンル別の売上データをもとに、「楽天市場 2010年 ヒット商品番付」を選出した。
2010年の横綱は東が「スマートフォン」西が「食べるラー油」、大関は東が「新食感スイーツ」西が「アウトドア・体力作り」、関脇は東が「One Piece」西が「多機能性インナー」だった。
同社は総括として「2010年は、消費者が+αの価値のある商品から、新たな刺激を求めた年であった」と指摘。
携帯電話市場では、スマートフォンが急速に普及し、消費者は慣れ親しんだ「話す」ためのケータイから、より多くの情報を「得る」ケータイに関心が移行した。食のジャンルでは、これまで調味料でしかなかったラー油がおかずとして食卓に並び、辛さという刺激を楽しみたい消費者を中心に圧倒的な人気となった。一方、スイーツの分野でも、ふわふわ、もっちりといった新たな食感が求められ、美味しさに加え、驚きや楽しさのある商品が売れ筋となった。
■「楽天市場 2010年 ヒット商品番付」 (http://ranking.rakuten.co.jp/yearly/banduke/)