マルチディスプレー、HDD保護、セキュリティを知る
IdeaPad U165(2)─より深く使いこなせる機能/ソフトを解説
2010年12月10日 12時00分更新
マルチディスプレイ、HDDの保護機能、セキュリティ関連ソフトなど、「IdeaPad U165」を普段使いのモバイルノートとして便利に使いこなすための機能、ソフトを紹介しよう。
マルチディスプレーで大画面作業もOK!
モバイルPCは携帯性を優先するために、ディスプレーサイズはどうしても小さくなる。重量1.3kgのマシンとして「IdeaPad U165」の11.6型ワイドという液晶サイズは十分大きいのだが、いろいろな作業をするのには狭いと感じる人もいるだろう。そんな時に役立ってくれるのが、外部ディスプレーを接続してのマルチディスプレー環境だ。
また、HDMIケーブルで大型テレビに接続し、テレビを第2のディスプレーとして使う方法もある。
デスクトップPC向けのディスプレーが余っているならば、アナログRGB端子と接続すれば良い。アナログRGB端子は、少し古いディスプレーでも大抵の場合は装備している。
最近の液晶ディスプレーでは、DVIのデジタル接続タイプが主流だが、オプションの変換アダプターをIdeaPad U165のHDMIポートに差すことで利用できる。外部ディスプレーを接続した場合の解像度は最大2048×1536ドットだ。
後はノートPC側で[Fn]キーと[F3]キーを同時に押せば、ディスプレーの出力状態を切り替えるメニューが表示される。接続直後は自動的に「複製」モードで表示されるが、このメニューで「拡張」に切り替えれば、本体ディスプレーを横に拡張したような形でデスクトップが広がる。
小さな本体のディスプレーと大型ディスプレーを並べる場合、役割をきちんと分けてしまうのがお勧めだ。例えば入力作業は本体ディスプレーで行なうようにし、外部ディスプレーにはブラウザーや資料ドキュメントなど参照したいウィンドウを広げておく、というように使い分ければ大きさの違うディスプレーでも上手く使えるはずだ。
「Dolby Advanced Audio」で迫力のサウンドを楽しむ
IdeaPad U165は、小型ノートながら音にもこだわっている。
ノートPCは元々小さなスピーカーしか搭載できないものだが、モバイルPCともなれば本当に小さく、音が鳴れば良いという程度のものしか搭載してない製品も多い。しかしIdeaPad U165は「Dolby Advanced Audio」を搭載することでカバーしている。
内蔵スピーカーはもちろん、手持ちのヘッドホンやイヤホンでも十分に迫力のあるサウンドを楽しめるように音質を最適化してくれるのが「Dolby Advanced Audio」機能だ。小さなスピーカーでは損なわれてしまいがちな低音と高音の音声信号を分析して復元し、生き生きした音をよみがえらせてくれる。
Dolby Advanced Audioは、購入段階では機能がオフになっているので、まずは有効化しよう。コントロールパネルの「ハードウェアとサウンド」を開き「サウンド」をクリックする。開かれた画面の「再生」タブで「スピーカー」をダブルクリックしよう。ここで表示される「Dolby」タブを選択して「Audio Enhancer」にチェックを入れればOKだ。迫力あるサウンドが楽しめるようになる。
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