Windows上での開発に便利なVMware形式の仮想OSイメージが付属!
センチュリー、モバイルカード対応のFutureNet MA-E120
2010年10月12日 06時00分更新
10月12日、センチュリー・システムズはLinux搭載のマイクロサーバー「FutureNet MA-E120」の販売を開始した。価格はオープンプライス。
FutureNet MA-E120は、174mm(W)×111mm(D)×33mm(H)の小型筐体に、フリースケールのMPC8313Eプロセッサ(333MHz)、32MBのフラッシュロム、128MBメモリ、CFカードスロットなどを搭載するサーバー。加えて、ギガビットEthernet×2、USBポート×2とExpressCardスロット×1を内蔵。NTTドコモ、KDDI、イーモバイル、ソフトバンク、日本通信(予定)などから提供されるUSB型やExpressCard型のモバイルデータ通信端末を接続できる。
こうした機能により、
- 特定サービス専用ルータ
- アプリケーション・ゲートウェイ
- ネットワーク監視ボックス
- 遠隔監視システムの拠点側サーバー
などとして利用できるとしている。
Linux 2.6がプレインストールされているため、初期状態で各種Linuxアプリケーションを実行できる。また、セルフコンパイルに必要なソフトウェアをネットワーク上のほかのLinuxマシンから提供するためのNFSルート開発環境、WindowsマシンでLinuxのクロス開発環境を作るためのVMware用OSイメージをSDKで提供する。これらの開発環境を使うことで、FutureNet MA-E120用のアプリケーションの開発や、起動用USB/SDメモリカードの作成、独自のファームウェアの作成などが可能となる。