2009年にフジテレビ「ノイタミナ」枠で放送されたテレビアニメ「東のエデン」。その映画版「東のエデン 劇場版II Paradise Lost」のブルーレイ版とDVD版の発売を記念して、iPhone用ARアプリ「セカイカメラ」とTSUTAYAによるコラボレーション企画がスタートした。そのプロジェクト名は「TSUTAYAで滝沢朗を探せ!」だ。滝沢朗とは「東のエデン」の主人公。3D CGの滝沢朗が、新宿 TSUTAYA、SHIBUYA TSUTAYA、TSUTAYA 中目黒店、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIの4店舗に現われ、「セカイカメラ」で探せるというイベントだ。
(c)東のエデン制作委員会
もともと「東のエデン」は劇中にAR的要素を持つ「ノブレス携帯」というアイテムが登場したり、AR三兄弟によるARを駆使した試写イベントなど、ARに縁が深い作品。今回のキャンペーンも、店舗周辺にある滝沢朗のエアタグを「セカイカメラ」で探し出すという、ファンの心をくすぐる仕掛けになっているのだ。対象4店舗に現れる滝沢朗は、それぞれポーズが違うので、店舗を回って見てみるスタンプラリー的な楽しみも味わえる。
また今回のポイントは、最寄駅からTSUTAYA店舗までの道筋で、エアタグによる設定資料展が実施されている点にある。店舗に行く途中で「セカイカメラ」をかざすだけで、美術ボードやキャラクター設定画、動画などの資料を閲覧できる「東のエデン」美術展を楽しめるのだ。
(c)東のエデン制作委員会
なお、これらエアタグなどの閲覧には、「セカイカメラ」最新版のバージョン2.4.2が必要だ。見に行く前にアップデートを確認しておこう。設定資料のエアタグを見るには、対象店舗そばで「FILTER」をタップし、サブメニューの「LIST」から「eden of the east」を選ぶ必要がある。また、このエアタグは「エアポケット」に入れて保存可能だ(保存期間は12月25日まで)。車や人が多い地域もあるので、エアタグを探したり見たりする際は周囲に気をつけてほしい。
ARで現実世界に登場した滝沢朗に加えて、数々の設定資料が見られるこのキャンペーン。8月31日までの開催だ。見逃すな!