三菱電機から、レーザー光源を採用した3Dテレビ「LASERVUE」(レーザービュー)が発表された。予想実売価格は75万円前後で、8月21日発売となる。
基本原理はリアプロジェクションテレビと同じだが、光源にランプの光ではなくRGB3原色のレーザーを使用。これにより従来の液晶テレビの約2倍、NTSC比で約175%の広色域を実現したという。
3D表示はDLPの方式を採用。入力はサイド・バイ・サイド、トップ・アンド・ボトム、チェッカーボード方式の3種類に対応するが、3D対応のBlu-rayコンテンツはプレーヤー側でサイド・バイ・サイド方式で出力することで視聴可能となる。3Dメガネは2つ付属する。
機能面では、セリフなど人の声の音域レベルを上げて聞きやすくする「声ハッキリ」機能や、よく使う操作機能を優先的に表示する「今すぐできることメニュー」、本体設定を切り替えられる「使う人切り替え」などを搭載する。
そのほか、HDMIリンク機能である「REALINK」に対応。SDメモリーカードスロットを搭載し、静止画(JPEG)を画面に表示できる。
なお、チューナーは外付けで画面サイズは75V型のみとなる。