7月7日、キューブ・ソフトは無料で利用できるPDF作成ソフトウェア「CubePDF」のダウンロード配布を開始した。
CubePDFは、Windowsのプリンタドライバとしてインストールされるため、さまざまなアプリケーションから印刷操作を行なうだけでPDFを作成できる。また、無料や低価格のPDF作成ツールの一部では日本語処理に問題点がみられるが、CubePDFは国産であり、日本語ファイル名にも対応する。
セキュリティ機能に対応し、PDFへの閲覧用パスワードの設定、印刷やコピーの制限などが可能。ほかに、Web表示用の最適化やフォントの埋め込みも行なえる。
出力可能なPDFのバージョンは1.2~1.7で、PDF以外にもPostScriptやEPS、SVG(Scalable Vector Graphics)、PNG、JPEG、BMP、TIFFでの出力も可能となっている。対応OSは、Windows XP/Vista/7で、64ビット版にも対応済みだ。
なお、キューブ・ソフトは大阪に拠点を置くソフトウェアベンダーで、今回のCubePDFが製品第一弾となる。今後、9月9日にPDFの閲覧・編集ソフト「CubePDF Viewer」、11月11日にはファイルの圧縮・展開ソフト「CubeICE」が公開予定だという。