アイギーク社は9日、Mac用のドライバーメンテナンスソフト「ドライブジーニアス」シリーズ最新版の「ドライブジーニアス3」を発表した。発売は11日で、価格は1万2880円(パッケージ版)。
ドライブジーニアスシリーズは米プロソフト社の開発によるソフト。アップル社がサポート窓口「ジーニアスバー」で公式メンテナンスソフトとして採用していることでも知られている。最新版の特徴になっているのは「ドライブパルス」機能だ。
この機能では、ソフトがつねにディスクドライブをモニタリング(監視)し、なにか怪しい、トラブルがあると察したら、アラート(警告)を表示する。そして、そのアラートにもとづいてデフラグ、あるいは修復をする。データはコンピューターが動いていないときにスキャンするため、動きが重くなることもないという。
そのほか、こまかい面でも新しい機能が増えた。デフラグをしているときはファイルごとにどこまで進んでいるかを表示してくれるようになり、いらないデータを見つける機能も強化した。中国語やイタリア語のファイルなど、日本語環境だとかさばりがちなファイルも検出するようになっている。
そうして検出した不要ファイルを完全に抹消できるシュレッダー機能もついた。64bit版のMac OSでも使用できるようになり、さらにはHDD RAIDにも対応している。
細かい製品概要は下記を参照。
■ドライブジーニアス3 製品概要
対応CPU Intelプロセッサー対応機種
対応OS すべてのOSで対応(アプリケーション版はMac OS 10.5.3以降)
メモリー 1GB以上が必要(アプリケーション版は512MB以上)
価格 1万2880円(通常版)、8925円(ダウンロード版)